Jack Kerouac

Kerouac - ケルアックに何が起こったのか?- [DVD]

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カウンター・カルチャーを牽引した 最重要ビート作家の素顔に迫る

1957年の初版から半世紀近く経つ現在も多くの若者たちを魅了し、【心の書】として記憶される秀作「路上」を書き上げ、カウンター・カルチャーを牽引した作家ジャック・ケルアック(「地下街の人びと」「孤独な旅人」)。本作はビート世代のみならず、20世紀を代表する彼の素顔と作品に焦点を当て、生前の貴重なインタビューと映像、盟友ウィリアム・バロウズやアレン・ギンズバーグのコメントなどを交えてその生涯を振り返るドキュメンタリー作品である。

第二次世界大戦勝利の余韻が冷めやらぬ1950年代のアメリカ。大量消費型の管理社会に疑問を抱いた若手の作家達は、ボヘミアンな生活を送りつつ、彼等の心の叫びを詩や小説の中で表現していた。彼等はビート世代と呼ばれ、20世紀後半から現代にかけてのカウンター・カルチャーの形成に多大な影響を与えた。そのビート作家を代表するのがジャック・ケルアックである。

ケルアックは戦後、アメリカ各地でボヘミアン的な放浪生活を体験し、1957年にその体験を基に物質文明や権威主義からの逃避と反抗を啓示した作品「路上」を発表する。この作品は多くの若者を人間の根源的な姿へと立ち返らせ、60年代にはカウンター・カルチャーのバイブルとして称えられた。ドアーズのジム・モリソンやジャニス・ジョップリンをはじめ多くのミュージシャンや映画作家や文化人影響を与え、後に続くヒッピー世代のサイケデリック・ムーヴメントの布石となったのである。

本DVDはケルアック自身が作品の一説や詩を朗読する様子や、テレビ番組出演の際にヒッピー文化やカウンター・カルチャーについて語ったインタビューなど貴重な映像を基に構成され、ビート世代の代表作家ケルアックの素顔を映し出している。彼の盟友でありビート作家としても有名なウィリアム・バロウズ(「裸のランチ」「麻薬書簡」)やアレン・ギンズバーグ(「吠える」「カディッシュ」)、ゲイリー・スナイダー(「惑星の未来を想像する者たちへ」)といった作家達のインタビューや、モダン・ジャズの父チャーリー・パーカーとの共演などを収録し、ジャック・ケルアックの人生、作品、そしてそこに込められた哲学を知ることができる。

出演
ジャック・ケルアック(ビート作家)
アレン・ギンズバーグ(ビート作家)
ゲイリー・スナイダー(ビート作家)
ウィリアム・バロウズ(ビート作家)
チャーリー・パーカー(ジャズ・ミュージシャン)
スティーヴ・アレン(TVショー・ホスト)他

解説/字幕監修:室矢憲治(むろやけんじ)
60年代、70年代の滞米生活でロック、ビート、ヒッピー文化をリアルタイムで経験。アレン・ギンズバーグ、ハンター・トンプソンらビート詩人、作家たちと親しく交流し、ロック・ライター、詩人、イベント・プロデューサーなどマルチな活動を続けるヤポネシア・ビート。
などで、そのボヘミアン回想録、オン・ザ・ロード的エッセイが読める。著訳書多数。

[主な仕様]
本編:約90分|日本語字幕|ドルビー2.0chステレオ
監督:リチャード・ラーナー(Richard Lerner)|
製作:1986年
(C)MCMLXXXVI Richard Lerner, Lewis MacAdams, Malcolm Hart






 

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